どうも、かぶゴリです。
さて以前のブログにも、ちらっと書いていたのですが、
2016年冬、仕事上お世話になっていた方に50万円を貸しました。
その方には、仕事の紹介もそうですが、
フィリピンパブへ8回位連れて行ってくれたり、
居酒屋で奢っていただいたり、色々お世話になった方です。
2015年に自分が結婚式を挙げた時も、
出席して頂きました。
そんな恩のある方が困っている。
かつ数カ月後には、大企業から売掛金が回収できる見込みもある。
(実際に売掛金があることは、仕事上知っていました)
ならば、50万もすぐ戻ってくるし、
なにより恩義ある人が、自分に頼むのだから、
貸すのはありだろうと思い、貸しました。
ちなみに今までの人生で、友人に40万貸したり、
得意先の親しい人に30万貸したりと、
総計 6回は貸してますが、全て回収出来た経験も、
50万を貸す決断の一因になったと思います。
で、貸してから数ヶ月。
「売掛金が相手から回収できないので、待ってほしい」と。。
まぁそのときは仕方ないと思いましたが、
徐々に怪しい感じになってきます。
実際に1年半後に、その大企業から売掛金が回収されましたが、
そのお金は、私ではなく、他に借金していた方や税金に払われてしまい。。
その話を聞いた時、自分はその人の中で、
優先順位が低い人だったんだなという悲しさ。
そして憤りが、洗濯機で撹拌されるように、
グルングルン、心のなかで激しく回ってました。
ほんと人間って、勝手に自分の思いを他人に写すけど、
実際には違うという典型ですね(+_+)
あと大体、友人・知人の関係なので、
お金の貸し借りすると、
むしろ貸した方の立場が弱くなる。。
お願いする → もう少し待ってほしい。
返済計画出してください → 考えます(出さない)。
の繰り返し。
悪いことは重なるもので、
その方は会社経営&借金のストレスの影響か、
2017年にステージ3のがんが判明しました。
その際、直接会って、がんを告白されたんですが、
話しぶりや症状を聞くと、変な意味ではなく、
もう先は長くないのかなと感じました。
その後も、半年に1回連絡しては、
「返せない。ごめん。」の返事が来るばかり。
実家や共通の知人を交えて話し合いをしたかったのですが、
それは拒否されていたので、強引にセッティングは出来ず。
「死んだときは、保険で返すから」と言いつつ、
最終的にお亡くなりになったのを聞いたのは、
その人にお金を貸したことを話していない共通の知人からでした。。
その知らせを聞いた時、
とうとう回収できなかったのか…という思いと共に、
関係が良く、一緒に色々楽しく仕事したり遊んだことが
心に浮かんできて、早い段階で諦めの境地になれました。
お世話になった方への、闘病代と香典代にはなったのかなと。
自分が甘かったのが原因と、今回の件で改めて悟ったので、
今後、人にお金を貸すという行為は、金輪際やめようと思います。
ただ「お金を貸してくれ!」と言ってくる人が、
これからの人生、現れるかもしれません。
そんな時、その人が自分の中で、
「この人ならば貸し倒れしても良い」と思えるなら、
数万円くらいならば、貸して良いかなと思ってます。
ただその貸したお金は、援助する気持ちで。
貸したことで、人を助けたと思ったら、
逆に自分にストレスがかかる経験は、もう懲り懲りです。
自分には、1歳数カ月の娘がいるので、
1.絶対に借金の保証人にはならないこと
2.基本、人にはお金は貸さないこと
但し、もし貸すならば帰ってこないつもりで貸すこと
を、今回の教訓を交えて伝えられたらと思ってます。
ウホウホ。