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2021年1月10日日曜日

先輩に貸していた50万が貸し倒れになりました。

 どうも、かぶゴリです。

さて以前のブログにも、ちらっと書いていたのですが、
2016年冬、仕事上お世話になっていた方に50万円を貸しました。

その方には、仕事の紹介もそうですが、
フィリピンパブへ8回位連れて行ってくれたり、
居酒屋で奢っていただいたり、色々お世話になった方です。

2015年に自分が結婚式を挙げた時も、
出席して頂きました。

そんな恩のある方が困っている。
かつ数カ月後には、大企業から売掛金が回収できる見込みもある。
(実際に売掛金があることは、仕事上知っていました)

ならば、50万もすぐ戻ってくるし、
なにより恩義ある人が、自分に頼むのだから、
貸すのはありだろうと思い、貸しました。

ちなみに今までの人生で、友人に40万貸したり、
得意先の親しい人に30万貸したりと、
総計 6回は貸してますが、全て回収出来た経験も、
50万を貸す決断の一因になったと思います。

で、貸してから数ヶ月。

「売掛金が相手から回収できないので、待ってほしい」と。。

まぁそのときは仕方ないと思いましたが、
徐々に怪しい感じになってきます。

実際に1年半後に、その大企業から売掛金が回収されましたが、
そのお金は、私ではなく、他に借金していた方や税金に払われてしまい。。

その話を聞いた時、自分はその人の中で、
優先順位が低い人だったんだなという悲しさ。

そして憤りが、洗濯機で撹拌されるように、
グルングルン、心のなかで激しく回ってました。

ほんと人間って、勝手に自分の思いを他人に写すけど、
実際には違うという典型ですね(+_+)

あと大体、友人・知人の関係なので、
お金の貸し借りすると、
むしろ貸した方の立場が弱くなる。。

お願いする → もう少し待ってほしい。
返済計画出してください → 考えます(出さない)。

の繰り返し。

悪いことは重なるもので、
その方は会社経営&借金のストレスの影響か、
2017年にステージ3のがんが判明しました。

その際、直接会って、がんを告白されたんですが、
話しぶりや症状を聞くと、変な意味ではなく、
もう先は長くないのかなと感じました。

その後も、半年に1回連絡しては、
「返せない。ごめん。」の返事が来るばかり。

実家や共通の知人を交えて話し合いをしたかったのですが、
それは拒否されていたので、強引にセッティングは出来ず。

「死んだときは、保険で返すから」と言いつつ、
最終的にお亡くなりになったのを聞いたのは、
その人にお金を貸したことを話していない共通の知人からでした。。

その知らせを聞いた時、
とうとう回収できなかったのか…という思いと共に、
関係が良く、一緒に色々楽しく仕事したり遊んだことが
心に浮かんできて、早い段階で諦めの境地になれました。

お世話になった方への、闘病代と香典代にはなったのかなと。

自分が甘かったのが原因と、今回の件で改めて悟ったので、
今後、人にお金を貸すという行為は、金輪際やめようと思います。

ただ「お金を貸してくれ!」と言ってくる人が、
これからの人生、現れるかもしれません。

そんな時、その人が自分の中で、
「この人ならば貸し倒れしても良い」と思えるなら、
数万円くらいならば、貸して良いかなと思ってます。

ただその貸したお金は、援助する気持ちで。

貸したことで、人を助けたと思ったら、
逆に自分にストレスがかかる経験は、もう懲り懲りです。

自分には、1歳数カ月の娘がいるので、

1.絶対に借金の保証人にはならないこと
2.基本、人にはお金は貸さないこと
  但し、もし貸すならば帰ってこないつもりで貸すこと

を、今回の教訓を交えて伝えられたらと思ってます。

ウホウホ。